「バイオミカレット」取扱説明動画

コンテンツ概要

バイオトイレの要！「バイオミカレット®」杉チップの状態改善方法を徹底解説

この動画は、環境に優しいバイオトイレ「バイオミカレット®」の心臓部である杉チップの状態をチェックし、**「乾燥状態」と「水没状態」**という二つの主要なトラブルを解決するための具体的なメンテナンス方法を解説するものです。

快適なバイオトイレの利用を続けるために、チップの状態を正しく把握し、適切な処置を行う手順が丁寧に紹介されています。

1. 状態の確認方法（[00:00]）

便器内または背面の点検口から処理槽内を直接目視し、スタートボタンを押してチップを攪拌（かくはん）させて状態を確認します。

2. 症状別：改善方法

A. 乾燥状態（水分不足）の改善

乾燥が進むと、バクテリアの働きが弱まります。以下の症状で乾燥状態と判断します。

症状	詳細
チップの舞い上がり	攪拌させたときに、細かい釣り粉（ほこり）状のチップが舞い上がる（[00:09]）。
周期線への付着	トイレ背面にある周期線（排気口）に、細かいチップの粉が付着している（[00:24]）。

【改善手順】

1. スタートボタンを押してチップを攪拌させながら、便器または点検口から**水（約20リットル）**を投入します（[00:40]）。
2. チップ全体に水分が行き渡ったことを目視で確認できたら完了です（[00:53]）。

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B. 水没状態（水分過多）の改善

水分が多すぎると、チップが水に浸かり、酸欠や機能停止の原因となります。以下の症状で水没状態と判断します。

症状	詳細
水溜まり	攪拌していない状態で、チップ表面に水溜まりが見える（[01:10]）。
ブロアーの異音	酸素供給ブロアーから「ポコポコ」という大きな泡立つ音が聞こえる（[01:17]）。
水滴の付着	攪拌による吹き上げで、便座に水滴が付着する（[01:21]）。

【改善手順（初期対応）】

1. 利用しない夜間の間、制御ボックス内のブレーカーまたはブロアースイッチをオフにします（[01:38]）。
2. これにより、過剰な水分を攪拌層から貯水槽に落とすことを試みます（[01:48]）。
3. 翌日、水溜まりがなくなっていれば、そのまま利用を継続できます（[01:53]）。

【水没が改善しない場合（復旧不可）】

翌日も水溜まりが残っている場合は、水分が多すぎるため復旧不可と判断されます。以下の3つの方法のいずれかを検討する必要があります（[02:01]）。

1. 2週間程度、トイレの使用を止めて乾燥を促進させる。
2. バイオトイレ自体を入れ替える。
3. 杉チップを入れ替える。

これらの選択肢については、一度担当会社へ連絡し、相談することが推奨されています（[02:27]）。

動画情報

URL	https://www.youtube.com/watch?v=uHXB5LCFI40
Title	バイオミカレット®　杉チップ状態改善方法
Channel	mikalet2010

Content Profile

Client	一般社団法人 佐伯市観光協会
Project Manager	山本祐之介、廣瀬克樹
Direct	工藤智之
Camera	工藤智之
Edit	工藤智之
Assistant	森勇
Narration	亀井さくら